ブログやホームページを開設するには、独自ドメインの取得とレンタルサーバーを契約する必要があります。
本記事ではエックスサーバーを契約し、ムームードメインで独自ドメインを取得した場合の設定方法について解説します。
私が実際に体験した設定なので、同じような環境での構築を考えている方に参考になればと思います。
エックスサーバーの契約方法とムームードメインでのドメイン取得方法は以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
では、エックスサーバーを契約し、ムームードメインで独自ドメインを取得された方は、さっそく設定を進めていきましょう。
エックスサーバーでドメインを追加する
まずはエックスサーバーにドメインを追加する設定が必要です。
ドメインの追加はエックスサーバーのサーバーパネルから設定することができます。
サーバーパネルにログインし「ドメイン設定」をクリックします。
ドメイン設定画面表示後、「ドメイン設定追加」タブより取得したドメイン名を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。
エックスサーバーでは無料で独自SSLを利用できるので、「無料独自SSLを利用する」はチェックのままでよいです。
また、サイトの表示速度を早くし、安定したサイト運営を行える機能「高速化・アクセス数拡張機能「Xアクセラレータ」を有効にする」もチェックのままでよいです。
ドメインの追加確認画面が表示されるので、内容を確認し間違いがなければ「追加する」をクリックします。
ドメイン設定の追加完了画面が表示されるので再度、内容を確認しましょう。
「無料独自SSLの設定」は失敗しました。と表示されますが気にしないでください。後ほど設定を行います。
ここまでで、エックスサーバーにドメインを追加できました。
エックスサーバーのネームサーバー情報を確認する
取得した独自ドメインに対して、ネームサーバーの設定が必要となるので、エックスサーバーのサーバーパネルより、ネームサーバーの情報を確認しておく必要があります。
サーバーパネルにログインし「サーバー情報」をクリックします。
「サーバー情報」タブの下部にネームサーバーが１～５まで表示されているので、ネームサーバー情報を確認します。
ネームサーバーの情報は後で入力する必要があるので、以下をコピーし利用していただいても構いません。
| ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp |
| ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp |
| ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp |
| ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp |
| ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp |
ムームードメインで取得したドメインのネームサーバーを変更する
取得した独自ドメインのネームサーバー(DNS)をエックスサーバーに設定する必要があります。
ここからは、ムームードメインのページで設定を進めていきます。
ムームードメインにログインしコントロールパネルを表示します。
コントロールパネル左側、「ドメイン操作」をクリック後、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
ネームサーバ設定を変更するドメイン名の右側にある「ネームサーバー設定変更」をクリックします。
「GMOペポパ以外のネームサーバを使用する」を選択し、先ほどエックスサーバーで確認したネームサーバー１～５を入力し、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
変更が完了すると、ネームサーバの設定変更完了のページが表示されます。
ここまでで、基本的な設定は無事完了となります。
正しく設定が行われている場合は、URLにドメインを打ち込みことで以下のページが表示されます。
エックスサーバーの無料独自SSL設定を追加する
先ほど、エックスサーバーの独自SSLの設定に失敗と表示されていた部分の問題を解決します。
エックスサーバーのサーバーパネルから「SSL設定」をクリックします。
「独自SSL設定追加」タブより、サイトを選択し「確認画面へ進む」をクリックします。
認証方法は「ネームサーバーを変更して認証」を選択し「確認画面へ進む」をクリックします。
独自SSL設定の確認画面表示後、「追加する」をクリックします。
認証にははしばらく時間がかかるので、「認証中です。」の画面に切り替わります。
独自SSL設定追加の完了画面が表示され、設定が完了します。
「SSL設定一覧」タブを確認すると「反映待ち」の状態となっていることが確認できます。
反映までには最大で1時間ほどかかります。
以上で、独自SSLの設定追加も完了です。
まとめ
- ドメインの追加はエックスサーバーでおこなう
- ネームサーバーの変更はムームードメインでおこなう
- 無料の独自SSL設定は後から追加できる
これでようやく世の中に自分のサイトを公開できるようになりました。
自分のサイトが初めて形となって世界に情報が発信できる状態となった時は、これからの可能性が何倍にも広がったような、なんともいえない感動がありました。
みなさんも世界に何かを発信できる可能性をどんどん広げていきましょう。
